プロ野球ビジネスモデル・殿様商売はいつか破滅する!その原因は?

思うがままコラム

今回この話題を書こうと思ったのは、ある記事が発端だった。

それをフェイスブックで貼ってくれた方に感謝です。

現在日本では、低所得化と少子化が進んでいる。

そのことがプロ野球の未来に直結することを、今のNPBが甘く見すぎていることを。

もしかしたらプロ野球が破滅してしまうかもしれない!!!

大げさだけどありえなくもない。

プロ野球の観客動員がうなぎ登りなのは今だけである。

その原因と野球少年の減少に歯止めをかけるにはどうしたらいいのか。


NPBの殿様商売。このままだと爆死する可能性も。

近年は女性ファンの増加もあるし、球団の様々な企画も功を奏しているのかもしれないが、全体的な観客動員数は過去最大と言ってもいいだろう。

まあ、オリックスはそうでもないけど。

だがBクラスの球団でもそこそこ頑張って観客を集めている。

プロ野球もビジネスである。

ビジネスとは何か?

集客と販売である。

プロ野球に置き換えるなら、観客を集め試合内容や球団の企画でチケットを売る。

それに、グッズやフードメニューなど、チケット以外の「販売」もひっくるめて成り立っている。

この原則は、どの世界でも当てはまるし、当てはめないとビジネスとは言えない。

今のところそれは成功しているが、ぼく自身は危惧している。

今のままで本当にいいのか?

将来、このままの状態が続くわけがない。

その具体例を挙げてみよう。

どういう客層が今の観客動員数を支えているのか

現在のプロ野球の観客動員数の繁栄がどこから来ているのか。

NPBサンはきちんと考えたことがあるのだろうか。

それは先を見越しているという前提でのお話だ。

今主に、観客動員を支えている層はいくつかに分かれる。

・シーズンシートの販売

まずシーズンシートだがコレはほとんどの場合「接待」の為に企業が購入している。

が、野球離れが進むに連れてどこの球団もシーズンシートは売れなくなっている。

まず企業がシーズンシートの購入に至らなくなってしまっている。昔とは時代が違うからだ。

現に「接待シート」が一番多いと思われる巨人の観客動員数は頭打ちの状態が、

ここ何年も続いている。

・第二次ベビーブーム世代の親子連れ
ぼくも第二次ベビーブーム世代、つまり今小学校から高校生、大学生の子供を主に持つ世代である。
そして自身が野球観戦に熱心だった親が多いから、子供を観戦に連れて行く。
団塊の世代の子供たちだから、その世代の層は厚い。子供は少ないかも知れないが。
だが、その親も老いていく上に、親の親が更に老いて介護を必要とするようになっていく。
もしかしたら親自体が介護を必要とする時代も近い。
こんな世代は段々と球場から将来足が遠のくのだ。
・その子供が友達やSNSを通じて子供同士で観戦
それでその子供世代は親と見に行くのに加え、友達やSNSで知り合ったメンツなどと一緒に観戦に行く。
だいたい外野席を支えているのはこの世代と言っても過言ではない。
先述したが、殆どがまだ学生である。
見に行く時間はあるので、お金さえあれば充分足しげく通える。
ファンクラブなどに入ればチケット代も安くなる利点もあるからだ。
しかし、それらの子供が社会人になったらどうか?
少子化で働く層が減っているので、恐らく馬車馬の如く社畜になるだろう。
そうしたら平日はまず見にいけないし、休日もあるか分からない悲惨な状況も考えられる。
今支えている若い世代がごっそりいなくなると観客動員に響くのだ。
・女性ファンの増加
カープ女子、で有名になった女性ファンの増加。
今は女性同士でも気軽に球場に行けるようになり、野球をファッションにしている女性も多い。
だが学生だったりOLだったり大抵が独身だから出来ているケースがほとんどだ。
皆結婚に憧れているから、そのうち結婚する。
野球ファン同士の結婚なら、球場に足を運ぶかもわからないが全部そうとは絶対そんなことはない。
旦那に止められたら、行かないだろうし。
それに野球がファッションの時代なんて、女性にとっていつまで続くの?

 

ざっと挙げるだけでも、プロ野球の観客動員数の繁栄がこのままとは限らないことだらけだ。

これに当てはまらない層はあまりいないし、足しげく通えないファンばかりである。

通いたくても地方で通えないファンもいる。

NPBはこんなこと知ったこっちゃないのである。

なんと恐ろしいことだろうか。

NPBは現実を甘く見すぎている

ぼくに「やきう人口が減る」と完全な危惧を確信させてくれた記事は、10月14日に配信されたスポーツノンフィクション作家の中島大輔さんのものだ。

「少年野球人口減少など、大した問題ではない」

2016年末のプロ野球(NPB)オーナー会議である球団トップがそう語ったという情報は、プロアマの野球関係者たちを落胆させた。

(引用:プロ野球に待ち受ける最悪のシナリオ・日本野球界が抱える「時限爆弾」)

この冒頭で始まるこの言葉は、ぼくに深く突き刺さった。

前回の記事でもぼくは、2020年のNPBの日程に警笛を鳴らしている。

こんなキツキツ日程でやれるかと。

現在の金儲け主義からNPBは抜け出そうとしないのか。

どんなに球団が頑張っても、現在観客動員数がうなぎのぼりでも、いつかは止まる。

そんなもの、株価や円が上がったり下がったりするのと同じなのだ。

投資する人間は長期的な戦略をしなければ勝てないというが、野球の商売も同じコトが言える。

そのコトをNPBのお偉いサンたちは経営していながら、分かっていないのか?

恐ろしいにも程があるぞ。

この本を買って、爪の垢を煎じて飲みなさいと言いたい。

プロ野球の繁栄を維持するためにしなくてはならないコト。

学童野球という球界の底辺を支える全日本軟式野球連盟の宗像豊巳専務理事は、こう嘆いた。

「我々には興行もなければ、何もない。チームの登録料でメシを食っている団体です。日本高野連、日本野球連盟(社会人野球の組織)、NPBみたいに興行を持っているところは羨ましい」

(引用:プロ野球に待ち受ける最悪のシナリオ・日本野球界が抱える「時限爆弾」)

上記の言葉は、全日本軟式野球連盟のトップの方の訴えである。

少年の軟式野球と言えば、小学生などの「野球の入り口」を支えているいわば土台だ。

土台が崩れると家も崩れるように、野球の世界だって同じじゃないのか。

とにかくプロや、儲かっている連盟は貧乏に手を差し伸べることすらしない。

これが大きな問題だということだ。

アマチュア野球をNPBが軽視している問題

底辺が小さくなり、天辺が大きくなるというのは簡単に言えば逆カーストの世界。

今の野球界はこうなっているように思う。

だが正直それではビジネスが成り立たない。

大企業はかつて多数の中小企業の元に成り立っていたものである。

それがバッタバッタ倒産するから、今では銀行なんかも危ういし、財閥が影をひそめ、リストラの嵐である。

ブラック企業で「社畜」という言葉も増えた。社畜などいわば強制労働に過ぎないと、ぼくは思う。

野球の世界だって同じである。

NPBはアマチュアを最大限に無視、いや軽視し過ぎている。

優秀な人材をアマで多く発掘することが大切だというのに。

プロ野球機構がすべてのアマチュア連盟にもっとお金を費やすこと。

いわば、投資である。

投資はいつの時も忘れてはならない。

自己投資、つまりインプットを忘れるとアウトプットにも繋がらないのは、

勉強だろうがビジネスだろうが、同じことだ。

将来の野球少年・金の卵を増やすことがビジネスに繋がる

では具体的に「どのようなビジネスモデル」を作れば、アマチュア野球界の発展に繋がるのか。

ここは大胆な提案をしなくてはならない。

そのくらい危ういからなのだ。

まず少子化で低所得化も進んでいるから、野球道具を揃えるだけで大変だ。

だから「野球をやりたい子」向けに、野球の良さを知ってもらうためにも、

最低ボールとグローブ位、各小中学校に寄贈するシステムを作れば良い。

選手が個人的に自分の出身チームに野球道具を贈っているパターンもある。

だがそもそもがそんなチームはハナから資金があるからなくても土台は崩れずに済む。

問題は「ないところに寄贈する」ことなのだ。

ユニフォームを安く作る仕組みなども作って欲しい。

ヘルメットやガードなど、大切な身体を守る部分の道具代を安く生産する仕組みも作ったらいい。

野球をやりたい。でも道具代が高い…。

そんな少年たちの夢を無残に潰さないで欲しいのだ。

親だって好きでやらせないわけじゃないだろう。

野球をエリートや金持ちだけの競技にしてはならない。

そうでなければ、今のプロ野球が根本的から崩れていくのだから。

プロ野球ビジネスモデル・まとめ

ここまで書いてきて、まずNPBのお偉いサンが、まさかビジネスの基本を知らないとかそんなバカげたことを思ってないのを祈りたいのだが。

この「野球消滅」を見る限りそうでもなさそうなのが怖い。

今、プロ野球の繁栄を目の当たりにしている我々が老いた時に、プロ野球が風前の灯になっていたらどう思うか?

答えは容易に想像がつくだろう。

NPBには熟考し、抜本的なアマチュアとの連携改革を進めていくべきである。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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