名選手ほど名コーチになれるのか?【侍JAPANの首脳陣とも比較する】

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名選手名監督にあらず。

そして名選手は名コーチになれるのだろうか?

今回のオリックスの首脳陣新陣容を見て、ぼくはそんな風にもがいている。

確かに…大物はいない。

大して選手時代なにもしなかったヒトがコーチとして鼻高々であるのもいる。

名選手で名コーチや名監督になったのもいる。

だがそれだけだろうか?

ささやかにオリックス首脳陣に期待を寄せながら、この記事を進めていきたいと思う。


育成を沢山獲ったのに、ポストが足りないのでは…

(出典:https://www.facebook.com/)

オリックスの人事をみていると、そう思わざるを得ないのではないだろうか。

今季限りでのコーチの退団は6人。

下山真二打撃コーチ(近鉄~オリックス)
勝呂壽統内野守備走塁コーチ(巨人~BW~近鉄~大阪近鉄)
米村理二軍チーフ兼打撃コーチ(阪急)
藤井康雄2軍打撃コーチ(阪急~オリックスブレーブス~BW)
早川大輔2軍外野守備走塁コーチ(BW~オリックスバファローズ~ロッテ~横浜)
(BWはオリックスブルーウェイブの略)

打撃陣が結果を残せなかったことで、下山、藤井の両氏は退団ということになったのだろう。

また、主に守備走塁コーチを解任している。

福良GMは筋出身だから、そこは甘んじるのかと思っていたらそうでもなかったようだ。

勝呂氏は言っては悪いが前から「壊れた信号機」だったのはかなり有名。

そして今年の細かいミスや西村監督の目指す走塁野球には、2人は適してなかったのだろうか。

因みに米村氏は自己退団。

しかし、弓岡育成コーチまで切るとは驚きである。

育成を何人も獲ったのに、これでは育成する人間が足りなくなる。

オリックス首脳陣のある共通点とは

詳しい人事異動は、こちらのページを。

退団した首脳陣にも言えることなのだが、彼らにはほぼ似通ったところがある。

それは何かというと「外から現場を見る場数の浅さ」だ。

大抵が外から野球を見ることなく、引退後コーチの道を歩む人が多い。

んまあ…不人気球団を首になっても、解説者などなかなか慣れんだろうが。

それはかなりの欠陥要素と言える。

現場でしか動かなかった人間は、現場のことしかわからない。

それでもいいのかも知れないが、よくよく考えてみると

ぼくらが外から見た日本に興味を持つのと同じことを、即コーチ一筋の人にはなにも見えていない部分があるのだ。

それが甘さを生んでいると言っても、過言ではないと思う。

オリックス首脳陣新体制の選手育成歴

まあ「頼りなさそう」な首脳陣ではある。

球歴もパッとしないヒトが多い。

それではどんなヒトが選手を育成出来るだろうか?

ぼくがまず期待したいのは小谷野氏である。

楽天で積んだ一年間は、彼にとって財産になったはずだ。

おまけに人柄もいいから選手にも慕われるだろう。

だが厳しいところは厳しく教えてほしい。

もう一人気になるのが、高口二軍内野守備走塁コーチだ。

彼は今年日本ハムのプロスカウトをしていたが退団。

日本ハムやロッテ(西村氏は元ロッテ監督)に在籍期間があったため、福良氏が声をかけたものだと思われる。

このヒト位かな。外様と言えるのは。

なのでどんどん鍛えてやって欲しいね。

そもそも育成出来るコーチは大物だったのか

こうしてみると、コーチ履歴しかなくしかも、チームの年齢層も若ければ、首脳陣も40代が中心とありかなり若手である。

今年引退した鈴木昂平氏は野手補佐コーチになったが、まだ28歳である。

そして球界には名選手で名コーチになった部類もいるが、そうでない代表的な方を探してみた。

例えば糸井、筒香などを育てた現在ロッテの打撃コーチをしている、大村巌氏。大村氏の現役時代はパッとしなかった。二軍生活が長く、怪我に苦しみ、満足いかないまま選手を引退している。

決して名選手とは言えない。ただ、練習熱心な選手であったこと、解説者を務めた経験があることかと思う。

他には金森栄治氏も選手として花開いた方ではない。受賞歴はあるが、ぼくはこのヒトを阪神移籍後からしかしらないし、いつの間にか引退していた。

それが今やロッテの積極走塁と打率野球に貢献しているのだから、人生は分からない。

かつて清原氏が覚せい剤に堕ちたように。

古田という名選手が名監督として花を咲かせられなかったように。

名選手イコール、名指導者、名監督というのは絶対的ではない。

期待値をかけるしかないが、お侍のお話でもあること

侍JAPANの監督は、いわば名選手であった稲葉氏だ。

しかし、侍JAPANのコーチがずっと、選手時代脚光を浴びてきたのかというと、そうではない。

だが少なくとも井端氏と金子誠氏を覗いたら(?)と思わざるコーチが多いことも事実である。

その二人より裏街道ともいえた建山、村田、清水の各氏は、選手生活が長くともそれほど派手な成績を残したインパクトもなかったはずだ。

この人事が、実際のところ辞退者続出に繋がっている一因なのではないかと、ぼくは見ている。

オリックス新首脳陣体制に言えることは

とにかく「選手を甘やかすな」

それだけである。

選手を甘やかすような事をコーチがするから、選手はろくに頑張ろうとしないのが明白なのだ。

ファンの方もここは素直に考えてみて欲しい。

学校に行ってて寝れる先生の授業とかあったりしなかったか?

ま、そういうコトだよ。

寝れるヒマもない位に野球に没頭させることだ。

そうすれば未来は必ず、変わる。

名選手ほど名コーチになれるのか?・まとめ

余りにもすげ替え気味のオリックス人事、それにコーチとしてド素人の人間までいる。

首脳陣は選手へ技術だけを伝えるのではない。

大切なのは選手の心に刻まれる言葉や、自らの言動ではないだろうか。

子供が親を見るように、選手もまた、コーチを見るはずだ。

今こそ、コーチ業にひたすら取り組んでもらいたい。

また名選手名コーチにあらず、を実証してくれるコーチが現れるのを願って。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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